柳井正の「一勝九敗」を読んだ。
言わずと知れた、ユニクロのファーストリテイリングの会長兼社長。
最近、ニュースで名前を見たので、本を書いているのなら是非読んでみたいと思い、探した一冊。
氏が、大学卒業後にジャスコに入社し、早々と退社、父親の紳士服を扱う会社に入社し、全国区、世界レベルの企業にしていった軌跡が書かれていた。
気づけばそこに当然のようにあるのがユニクロで、『苦労なくここまできた、普通の会社』なイメージだったけど、読んでみて「普通の会社では、こうはならなかっただろう」と思わされた。
100%関西人の自分にとっても、「1999年辺りには、ユニクロは身近な存在になっていたよなぁ」とふと思う。
当時、2000年春からの就職先の研修で、ホテルに缶詰にされる予定だったので、取り急ぎ適当な衣服をユニクロで揃えた思い出があるから。
この本の中で、ファーストリテイリング社にとって、歴史上の大きなポイントがいくつか紹介されているが、1998年の原宿店開店とフリースのヒットは、その中の一つだった。
この原宿店の成功を機に、関東での認知度がアップし、フリースのヒットと合わせ全国展開の手応えを感じられたとのこと。
1999年頃に、自分が関西でユニクロを身近に感じていたのも納得だった。
そういわれればフリースもよく着てた記憶が思い出される。あまりに、生活に溶け込み過ぎてて、ユニクロがいつ現れたのかなんて、思い出しにくいという事に気づいた。
大阪なんばのアメ村店の失敗についても言及されていたが、大学生の時分行った事があり、確かに、アメ村の中で違和感のある店だった。
売り方の失敗について説明されていて、その当時の違和感に納得できた。
実際に知っている店舗について書かれているというのも面白かった。
もともと、地方の小さな紳士服を扱う会社だったのを、氏を中心にして現代的な企業に方向付け、育てて行った課程を知るのは非常に面白く、勉強になった。
経営者の考え方について書かれている一方、会社の働き方について、組織について、まっすぐに書かれている印象があった。
経営者視点の一方的な、押しつけがましい社員の働き方指南という印象はあまりなく、優秀な会社員が働き方について書いているかのように感じられ不思議に感じられた。
それも、氏の説く、現場主義、売場主義といった考え方が根底にあるところから来ているのかもしれない。
"あとがき"に、ファーストリテイリング社の24条からなる、経営理念が記載されている。
それまでに本文中で具体的に説明されていたモノについては、簡易な説明で、説明されていない分についてはここで説明が補足されている。
正直、最初に、長い"あとがき"だとも思ったし、「自分が勤めているわけでもない会社の経営理念を読む必要があるのか?」(この本を読んでる時点で矛盾しているわけだけど。。)と思ったが、読んでみると、今までのファーストリテイリングの試行錯誤が凝縮されているように感じ、これに説得力を持たせるための本文だったのではないかとすら感じられた。
この経営理念は暗記してもいいと思えたし、自分の理念も作ろうかと思うくらい刺激された。
原文そのままではないけど、簡単に気になった箇所をメモ
小説のような展開は、読み物として面白かった。
またしばらくして、自分の為に読み直したいと思う。
確固とした芯を持ち、そのために絶えず変化をするということ
第一線の経営者の著作
■経営者の苦しみがリアルに伝わってきました
この努力と行動力があってこそ、今のユニクロがあるのだろう
ベンチャー企業勤務の方必見!!
最近、ニュースで名前を見たので、本を書いているのなら是非読んでみたいと思い、探した一冊。
氏が、大学卒業後にジャスコに入社し、早々と退社、父親の紳士服を扱う会社に入社し、全国区、世界レベルの企業にしていった軌跡が書かれていた。
気づけばそこに当然のようにあるのがユニクロで、『苦労なくここまできた、普通の会社』なイメージだったけど、読んでみて「普通の会社では、こうはならなかっただろう」と思わされた。
100%関西人の自分にとっても、「1999年辺りには、ユニクロは身近な存在になっていたよなぁ」とふと思う。
当時、2000年春からの就職先の研修で、ホテルに缶詰にされる予定だったので、取り急ぎ適当な衣服をユニクロで揃えた思い出があるから。
この本の中で、ファーストリテイリング社にとって、歴史上の大きなポイントがいくつか紹介されているが、1998年の原宿店開店とフリースのヒットは、その中の一つだった。
この原宿店の成功を機に、関東での認知度がアップし、フリースのヒットと合わせ全国展開の手応えを感じられたとのこと。
1999年頃に、自分が関西でユニクロを身近に感じていたのも納得だった。
そういわれればフリースもよく着てた記憶が思い出される。あまりに、生活に溶け込み過ぎてて、ユニクロがいつ現れたのかなんて、思い出しにくいという事に気づいた。
大阪なんばのアメ村店の失敗についても言及されていたが、大学生の時分行った事があり、確かに、アメ村の中で違和感のある店だった。
売り方の失敗について説明されていて、その当時の違和感に納得できた。
実際に知っている店舗について書かれているというのも面白かった。
もともと、地方の小さな紳士服を扱う会社だったのを、氏を中心にして現代的な企業に方向付け、育てて行った課程を知るのは非常に面白く、勉強になった。
経営者の考え方について書かれている一方、会社の働き方について、組織について、まっすぐに書かれている印象があった。
経営者視点の一方的な、押しつけがましい社員の働き方指南という印象はあまりなく、優秀な会社員が働き方について書いているかのように感じられ不思議に感じられた。
それも、氏の説く、現場主義、売場主義といった考え方が根底にあるところから来ているのかもしれない。
"あとがき"に、ファーストリテイリング社の24条からなる、経営理念が記載されている。
それまでに本文中で具体的に説明されていたモノについては、簡易な説明で、説明されていない分についてはここで説明が補足されている。
正直、最初に、長い"あとがき"だとも思ったし、「自分が勤めているわけでもない会社の経営理念を読む必要があるのか?」(この本を読んでる時点で矛盾しているわけだけど。。)と思ったが、読んでみると、今までのファーストリテイリングの試行錯誤が凝縮されているように感じ、これに説得力を持たせるための本文だったのではないかとすら感じられた。
この経営理念は暗記してもいいと思えたし、自分の理念も作ろうかと思うくらい刺激された。
原文そのままではないけど、簡単に気になった箇所をメモ
- 失敗と成功の原因は、因果関係がはっきりわかるまで考え抜く
- 勉強した事をしっかり記憶し、次に活かす
- 狭き門の方が近道
- 本質的に理解するようにする
- 未来をみてプラス思考で
- 明確な目標を持つと持たないでは、10年すると何倍も変わってくる
小説のような展開は、読み物として面白かった。
またしばらくして、自分の為に読み直したいと思う。
一勝九敗 (新潮文庫)
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柳井 正
新潮社
売り上げランキング: 1084
新潮社
売り上げランキング: 1084
おすすめ度の平均: 

確固とした芯を持ち、そのために絶えず変化をするということ
第一線の経営者の著作
■経営者の苦しみがリアルに伝わってきました
この努力と行動力があってこそ、今のユニクロがあるのだろう
ベンチャー企業勤務の方必見!!

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