山本一力の「損料屋喜八郎始末控え」を読んだ

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あかね空」に続いて、山本一力は二作目。
山本一力のデビュー作らしい。
だいこん」の方が気になっていたけど、たまたま入った古本屋で見つけ即購入。こっちを先に読むことにした。

富を貪り、悪巧みをする札差(消費者金融みたいなもんでしょうか)らと、 元奉行所勤めで損料屋(家財道具のレンタル屋みたいなもんでしょうか)を営む喜八郎とその仲間が陰謀を防ごうと活躍する話。

あかね空」とほぼ同じ地域が舞台で、江戸屋の秀弥など同じキャラクターも登場する。
続けて読んで楽しめた。

あかね空」は、"京や"という店を中心にして、その家族とまわりの人達との人情話が良かったのだが、 こちらは人情話というよりも、主人公・喜八郎の魅力を前に押し出した感じで、「あかね空」のまんまを期待するとちょっとがっかりかも。
それはそれで良いのかもしれないが、頭脳戦を売りにするのなら、展開にもう一捻りくらい欲しい気もした。あえていうならだけど。

清次郎の話で出てくる、鰯を七輪で焼いてみんなで食べるところと、お祭りで富蔵が神輿をうねらせるところがいい。
あとがきにも書かれているけど、作者はこういった描写がほんとうまいと思う。

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5 もう1冊買っておきたい
4 かっこ良すぎだなぁ

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このページは、masaqiが2009年4月20日 00:00に書いたブログ記事です。

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